YAMATO KAIHATSU
PROJECT STORY
PROJECT 01PUBLIC FACILITIES
県民の生命と財産を守る
宮崎県防災拠点庁舎
2011年の東日本大震災を契機に、「いかなる災害が起きても機能し続ける」ことをコンセプトに計画・建設された防災庁舎。宮崎県における災害対応への拠点となる建設物として、耐震性(免震構造の採用)、耐浸水性(1F床面のかさ上げや防水板の設置、非常用発電機等設備機器を上層階へ設置)を考慮して建設しました。地上10階、地下1階建て、屋上にはヘリポートを設置しています。
誰もが安全で快適に利用でき、省エネルギーで環境負荷の少ない「人や環境に優しい庁舎」として、ユニバーサルデザインの考え方に基づいた造りとなっており、太陽光発電や雨水をトイレ洗浄水として利用する仕組みを取り入れています。
- 人や環境にやさしい庁舎として、1Fは宮崎県産材を利用した温かみのあるエントランスに仕上がりました。エントラン スホール、展示コーナーと休憩スペースには、不燃木材ルーバーの天井や可変の木壁パネルで、 木質感のある空間が広がっています。
- 災害時の県災害対策本部や国、自衛隊、消防、警察など関係機関の活動スペースを3~7Fに確保しています。(通常時は研修室や会議室)